2008-03-08

Multi-Safari で Safari3 と Safari2 が共存できました

開発した WEB サイトや WEB アプリの動作確認のために Mac mini を所有してますが、MacOS X Tiger を最新にアップデートすると Safari3 に入れ替えバージョンアップとなって Safari2 が使えなくなる。その逆で、アップデートしないと Safari2 のままで Safari3 が使えないというジレンマがありました。

旧バージョンの Safari をスタンドアロンのパッケージとして配布するサイトがあると聞いたので、さっそく試してみました。

Multi-Safari
These special versions of Safari use the original Web Kit framework that came with them, bundled inside the application. They will mimic original Safari rendering and javascript behaviours. HTTP requests and cookies however are still handled by the system and may not work exactly the same.
使うのは簡単でした。Multi-Safari から希望するバージョンのパッケージをダウンロードして実行するだけです。試しに Safari 2.0.4 を使ってみましたが、確かに Safari 2.0.4 の振る舞いをしています。

旧バージョンの各 Safari に対応した WebKit を組み込んでいるようなので、HTML/CSS のレンダリングと JavaScript の動きは、旧バージョンそのものになるようです。ですので、WEB サイトや WEB アプリの動作確認にはもってこいです。

ただ、MacOS X のシステムとして扱っている部分は、旧バージョンそのものの動きとはならないかも?という制限があるようです。

あと、MacOS X のバージョンにも依存するようです。例えば、MacOS X Tiger で Panther 時代の Safari は不都合(動作しない?)があるなど、すべての旧バージョンが試せるというわけではありません。

動作条件や制限は Multi-Safari に記載がありますので、ダウンロードする前に確認してみてください。

MacOS X Tiger で Safari1.3 が動かせないのが残念ですが、Safari3 と Safari2 が共存できるだけでも、とても助かりますね。

JavaScript「クロスブラウザ」テクニック―どのブラウザでも、どのOSでも同じに動くスクリプトの“技” (Programmer’s lounge)JavaScript「クロスブラウザ」テクニック―どのブラウザでも、どのOSでも同じに動くスクリプトの“技” (Programmer’s lounge)
半場 方人


by G-Tools

0 件のコメント: