2008-05-04

Amazon S3 bucket の参照は、ディレクトリ、サブホスト、CNAME から選べます

Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) を使ってみようと試行中です。

Amazon S3 bucket は、いろいろな方法を使って参照できます。

1つ目は、ディレクトリに bucket 名を指定する方法です。↓こんな感じです。
http://s3.amazonaws.com/(bucket)
2つ目は、s3.amazonaws.com のサブホストに bucket 名を指定する方法です。↓こんな感じです。
http://(bucket).s3.amazonaws.com/
3つ目は、DNS の CNAME レコードを使って、s3.amazonaws.com 以外のホストと bucket を関連付け、ユーザ固有のドメインのホストから bucket を参照する方法です。↓こんな感じです。ユーザ固有のドメインが example.com であると仮定しています。
http://images.example.com/
このとき、DNS の CNAME レコードは、次のように登録します。
images.example.com CNAME images.example.com.s3.amazonaws.com
関連付ける(別名を付ける)ホスト名を bucket 名とする bucket を作成しておくことが条件です。Amazon S3 は、リクエストの HOST ヘッダを bucket 名に置き換えて bucket を参照し、レスポンスするという流れになると考えられます。いわゆるネームベースのバーチャルホストです。

実際に所有するドメインで試してみましたが、上記の CNAME レコードは期待どおり機能しました。s3.amazonaws.com というホスト名を見せたくないとき(どんなときだろう?)に使えますね。ただ、セキュアな経路(SSL)が使えないなど、1つ目や2つ目の方法とは性格の異なる制限が出てくることが予想できますね。

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