1. 関数内でFunctionコンストラクタによって定義した関数でグローバルオブジェクトのプロパティを参照できない
2. NN4のdocument.layersプロパティがある
3. Array.prototype.sortに0を返すソート関数を指定して並び替えた結果が他のJavaScript実行環境と違う
一つ目はグローバルオブジェクトに定義された関数を実行する次のコードを実行すると、何故か未定義エラーとなります。他のJavaScript実行環境ではグローバルオブジェクトのプロパティを返しますし、関数をインライン定義すると期待した結果が返るのでバグなのかな。
function objectTag() {
try{
var f = new Function("return objectTag;");
f();
}catch(e){
alert(e);
}
}
二つ目はDreamweaverにはNetscape Navigator 4にあったdocument.layersプロパティがあり、同じように使うことができます。
//「<div id="aiueo" style="position: absolute;"></div>」を取得する
var layer = document.layers.aiueo;
最後は以前記事にした0を返すソート関数で並び替えるとJavaScript実行環境毎に結果が違うという話で、Dreamweaver拡張機能は他のどの実行環境とも違う結果を返しました。document.layersプロパティがあることから、NN4と互換性を持たせているかとも思いましたがNN4の並び方も独特です。この結果で実行環境の判別ができそうで笑えます。
["",void 0,null,NaN,0] //並び替え前
[null,void 0,NaN,"",0] //Dreamweaver
[void 0,null,NaN,0,""] //NN4
[NaN,null,"",0,void 0] //Firefox
["",null,NaN,0,void 0] //IE, Opera, Rhino
[null,NaN,0,"",void 0] //Safari, AIR
上記三点から想像するに、Dreamweaver拡張機能(またはAdobe拡張機能)は独自のJavaScriptインタプリタを持っているようです。同じAdobe製であるにも関わらずAIRとDreamweaver拡張機能で振る舞いが違うのも少し残念に感じます。純Adobe製と元Macromedia製の違いからくるのかな?
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