おはようございます。Nobuhiro Nakajima です。
前のエントリでは、今どんな仕事をしているか? What are you working on? を Twitter のようなライムラインで共有する OpenSocial Pages 向けの Status Update アプリ (サンプル) を紹介しました。
今回は、さらに一歩進めて、今どこで仕事をしているか? を Foursquare のような位置情報で共有する OpenSocial 向けの Check-in アプリ (サンプル) を紹介します。
Check-in アプリを実行すると、今どこにいるかその位置を検出して地図を表示します。そして、コメントを入力して Check-in ボタンをクリックすると、コメントと位置情報を保存します。保存したコメントと位置情報は、Google Apps のユーザ間で共有され、今どこでどんな仕事をしているか、地図上のマーカーと吹き出しで確認できます。
地図の表示は Google Maps API、位置情報の検出は HTML5 の Geolocation API を使っていますので、多くのスマートフォンで動作しますし、PC でも動作するでしょう。
また Check-in すると、次のように、Status Update アプリのタイムラインに、コメントと位置情報を表示しますので、Check-in の内容に対して、タイムライン上でコミュニケーションすることもできます。
さらに、そのコメントには、Check-in アプリへのリンクも含みます。リンクをクリックすると、Check-in アプリを起動して、そのユーザがコメントした位置の地図を表示しますので、そのユーザに何かをお願いしたり、近くにいるユーザを探すこともできます。
OpenSocial Pages は Google Apps の Gmail と連携した Messages API も備えていますので、メールによる通知を Check-in アプリに追加して、メールの中から Status Update アプリや Check-in アプリを起動するといった使い方もできるでしょう。
このように OpenSocial Pages は、小さなアプリがお互いに連携して、それぞれの機能を補う構成をとれるのが大きな特徴です。多機能なアプリをあらかじめ作るではなく、そのときに必要となったことを、そのときに小さく作る、もう存在する機能は連携して使う、そして小さく改善し続ける... といった今までとは異なる新しいサイクルを生み出す手助けを目標としています。
Check-in アプリのガジェット XML は、次のサイトから入手できます。check-in.xml をダウンロードしてください。
OpenSocial Pages Downloads
http://sites.google.com/a/lrlab.to/opensocial-pages/downloadsOpenSocial Pages は Google Apps MarketPlace から Google Apps に直接インストールできます。OpenSocial Pages を Google Apps にインストールするときは、次のボタンをクリックしてください。
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